カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質的な排出量をゼロにするという概念です。地球温暖化対策の重要な目標として、世界各国で取り組みが進められています。
カーボンニュートラルの定義
- 温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量と、技術による除去量を差し引き、合計をゼロにする状態。
- 「カーボン」は温室効果ガスに含まれる炭素を、「ニュートラル」は中立の状態、すなわちプラスマイナスゼロの状態を表します。
カーボンニュートラルが必要な理由 - 地球温暖化の主な原因である温室効果ガスの増加を抑制し、気候変動による深刻な影響を回避するため。
- 持続可能な社会を実現するため。
カーボンニュートラル達成のための取り組み - 温室効果ガスの排出量を削減する取り組み
- 再生可能エネルギーの利用拡大(太陽光発電、風力発電など)
- 省エネルギーの推進
- 電気自動車(EV)の普及
- 持続可能な産業への転換
- 温室効果ガスの吸収量を増やす取り組み
- 森林の保全・育成
- 植林
- 海洋におけるCO2吸収量の増加
- 温室効果ガスの除去技術の開発
- DAC(二酸化炭素直接空気回収)技術の開発
日本の目標 - 2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目標としています。
- 2030年度において、温室効果ガス排出量を2013年度から46%削減することを目標としています。
関連用語 - カーボンオフセット: 温室効果ガスの排出量を、他の場所での排出削減・吸収量で埋め合わせる仕組み。
- カーボンクレジット: 温室効果ガスの排出削減量や吸収量を取引可能な証書にしたもの。
- ESG投資: 環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に配慮した企業への投資。
カーボンニュートラルは、地球温暖化対策の重要な目標であり、私たちの社会や経済活動に大きな影響を与える可能性があります。